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ブルーライトカットで睡眠改善

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こんにちは、院長です。

ついに!

7月から午後10時までやってくれる薬局さんがオープンしました!あまり書くと、宣伝になるので、詳しくは情報提供しませんが、ほんとうに、よかった、と思っています。私が、働く人や学生さんのために、夜間も受診できるクリニックを作りたい!、他の9時5時でやっているクリニックとの差別化を!と思って、開院した当クリニックですが、うちが午後10時までやっても、市内中心部の調剤薬局はどんなに遅くても午後8時までには閉まってしまうので、これまで患者さんが不便を強いられていました。

狸小路周辺は夜中までやっているアジア人向けの薬局が乱立しているのに、悲しいなと思っていました。

私が1年かけて誘致したところ、ある薬局さんとめぐり逢えたことで、今回の実現にこぎつけました。この誘致に尽力してくださった方にも、この場を借りて、お礼申し上げます。

札幌のような大都市では、午後10時までやっているメンタルクリニックの需要は高いですから、夜間に薬局を利用する患者さんは増えるはず!

・・・

さて、、、

私は、大のメガネが好きで、メガネをかけるのも、集めるのも、かけている人もみんな好きです。ブルーライトカットのメガネ、私も持っています。ブルーライトカットのメガネ、「目に優しい」なんて、ちょっと、あやしい疑似科学なのかな、と、思っていました。。。

ネットにも、疑似科学と書いてあるところもあります。

確認のため、有名なメガネ屋さんのJINSのページを拝見すると、ブルーライトは、目や体に悪いという説明をしています。あーなるほど。メガネだから、なるほど。

しかし、

最新の研究によると、ブルーライトは、睡眠に悪影響があるようですよ!

Q&A: Why Is Blue Light before Bedtime Bad for Sleep?

青色LEDが発明されたし、スマホが普及して、液晶から浴びるブルーライトに晒される機会がほんとうに増えているんだと思います。ブルーライトを浴びまくる未知なる時代に突入したとも言えるでしょう(言いすぎかな)^^;

昔から、夜間に強い光を浴びることは、睡眠リズムを乱すので、間接照明がいいとか、電球色の照明がいいとか言われていますが、ここにきて、波長540nm以下のブルーライトが決定的に、睡眠リズムを乱すことがわかってきました。

ブルーライトは、睡眠と覚醒のリズムを司っているメラトニンの血中濃度を下げて、寝るまでに時間がかかり、深い睡眠の時間を短くし、朝も起きづらくなってしまうようです。

ブルーライトの睡眠への影響は思ったより深刻なようです。

日本で売っているブルーライトカットメガネは、20%前後のものが多いのですが、眼へのいたわりにはなるかもしれませんが、睡眠に対する悪影響を取り除くことはできないようです。日本ではなかなか手に入りませんが、アメリカではネットで100%カットのメガネも売っています。

ブルーライトを100%カットすることで、睡眠障害を改善させることができるらしいです。

LowBlueLights

応用編ですが、不眠が躁うつ病の躁状態になるきっかけとなることは、よく知られていることなので、ブルーライト100%カットのメガネを夜間かけて過ごすことで、睡眠が安定して、気分の高ぶりが収まってくるという研究報告もあります。薬を使わなくても、こんなことで、症状が改善&安定する可能性があるということです!

ブルーライト100%カットのメガネを夜間かけて、あなたも、睡眠の質を改善させてみませんか。
といっても、私も、まだ、そのメガネ、入手できていませんが。。。

多分これから、日本で流行ること、間違い無しです 🙂

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追記

私はいつもはMac使いですが、Macにも、ブルーライトカットの機能が標準搭載されていたことに気づいていませんでした。iPhoneのNight Shiftより、強力にブルーライトをカットできます!

かなり黄色っぽい画面になりますが・・・ 😎