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認知症サポート医養成研修を受けてきました

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院長です。

土日と、認知症サポート医養成研修という国の研修を受けてきました。

これは、地域での認知症診療の中心的役割を担う医師のことで、平成30年から、全市町村で認知症初期集中支援チームを実施しなければならないため、認知症サポート医が必須となるとのことです。

研修で聞いた目新しいことを幾つか…

  • 今までの推計を上回り、平成37年(2025年)で認知症の人は、700万人となる。
  • 平成29年3月から、75歳以上で認知症の恐れがある人は、免許の更新で認知症の有無の診断書が必須になる。
  • 糖尿病の有病率が認知症の有病率に影響を与えている。
  • 診療所型の認知症疾患医療センターが増えるだろう。

認知症の診断技術的なことは、目新しいことはなくて、いつもどおりでした。

大切なのは、認知症の人が地域で安心して暮らせることです。

これは精神障害者にも同じことが言えるので、精神科医としては、ごく自然に理解できます。