待合室の本棚に新しい本が入りました。
裏表紙の帯には下記のメッセージが書かれています。
この本は、こんな人におすすめです
- うつ病にかかり不安でいっぱい
- やる気が出ない、食欲がわかない
- うつ病を克服し職場復帰をめざしたい
- うつ病患者に不足しがちな栄養素を知りたい
先日、本に掲載されている電子レンジで作る朝食メニューに挑戦してみました。
いつもより簡単に卵・野菜・肉類を同時に摂ることができました。
しかも美味しい♪
朝昼晩ごはんメニューの他、調子の悪い時に缶詰で作れるメニューも掲載されています。
著者の国立精神・神経医療研究センター神経研究所疾病研究第三部長の功刀浩先生と国立精神・神経医療研究センター病院総合内科部栄養管理室室長の今泉博文先生が出演した「新!精神栄養学 うつを食事で改善する!? 」を録画で視聴しました。
(2012年9月12日放送NHKあさイチ。古い番組なので、NHKアーカイブでも探すことができませんでした。Gooテレビ番組に概要が出ています。 「あさイチ うつ 食事」とgoogle検索すると、視聴者の感想ブログが何件が出てきました。かなり詳細にレポートされている方もいらっしゃるので参考になります。)
番組では、(朝)バターとジャムのトースト、(昼)ウインナーやハンバーグ、(夜)とんかつ、間食に菓子パン、さらに夜食のお寿司、計8回食事をしていた女性が食事指導で回復したケースや、トリプトファンや葉酸、チロシン、メチオニン、亜鉛、ビタミンB1が足りない女性たちが食生活の改善に取り組む様子が放映されていました。
電化製品は電気で、車はガソリンで、そして人間は食物で動いています。
とりあえず、糖質をかっ込んでおけば満腹感は得られるので、つい後回しになりがちな食生活からのアプローチ。
実は、重要な鍵を握っていると言えるかもしれません。
睡眠、食事、運動、休養。
世代や疾病の有無にかかわらず、健康的な生活を営む上で欠かすことのできない大切な要素ですね。
功刀 浩先生のその他の著書
こころに効く精神栄養学(2016年3月25日発売)は、ダ・ヴィンチニュースでも紹介(2016.8.1)されていました。
睡眠障害の診断・治療・病態研究に関する厚生労働省研究班の主任研究者を歴任された国立精神・神経医療研究センター研究所部長三島和夫先生の著書。レコーディング快眠法読みました。
不眠の悩みは解消できる!Kindle版で108〜430円。Kindle Unlimitedで0円。
近日クリニック待合室に入荷予定。
森林、日記、筋弛緩、漢方、香り、運動、肌タッチ、光、呼吸、音楽、植物栽培、旅について、各専門家が数ページで端的に紹介しています。
可愛らしいレイアウトなので読みやすい◎