ベンゾジアゼピンは最低限に

院長です。

今日の朝刊に、ベンゾジアゼピンの漫然投与の注意喚起についての記事がありました。

 

睡眠薬や抗不安薬44種類「規定量で薬物依存の恐れ」:朝日新聞デジタル http://www.asahi.com/articles/ASK3P5JYPK3PULBJ00X.html

 

当院は、他に通院歴のない新規の方には、少量の薬を心がけて処方していますので、ベンゾジアゼピンも最低量しか処方していません。

それでも、パニック発作やストレスによる緊張状態に対して、(セロトニンを調整する目的で)抗うつ薬を服用する程度ではないけれど、、、という方には、ベンゾジアゼピンを一時的な目的でオススメするケースもあります。

「安定剤は、休みの日は飲まないでください」

「寝れそうな日は、眠剤を減らしてください」

「体調によっては、減らして服用しても構いません」

と伝えて、診察時間で可能な範囲で、ストレス緩和、リラクゼーションの方法について、レクチャーするようにしています。

単発で飲むにはいい薬だと思います。

安定剤としてなら、βブロッカーでも代用できると思います。

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問題なのは、最新の精神医学についてよくわかっていない精神科医、非精神科医が処方している、ベンゾジアゼピン系の薬です。限度を超えている処方、多剤併用、目的の分からない組み合わせ、カオスです。。。

カオスと遭遇すると、ベンゾジアゼピン系の薬を減らしたいなと思うのは、開院当初から変わりません。

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そんな中、患者さんのネットワークで、私の診療姿勢を知った患者さんが、「ストレスケアすすきのクリニックなら余計な薬を整理してくれる」との口コミで、通院されている方もいます。

今、当院に、ベンゾジアゼピンを減らしたい!と通院している患者さんは、ざっと、10人前後は、いらっしゃると思います。

「自傷行為が減った」

「倦怠感が減った」

「少量の眠剤でも寝れるようになった」

ベンゾジアゼピンによる精神依存も身体依存も、辛いものですが、減薬には、患者さんの忍耐強さが必要なのは、言うまでもありません。前提に、患者さんの意識の高さと決意も必要です。

今後も、ベンゾジアゼピン系の薬を減らしたい!という希望の患者さんがいましたら、協力します^^