6月24日の記事からの続きになります。
グループホームやホームヘルプサービス、訪問看護を利用しながら、1人暮らしを実践されている方もいらっしゃいます。
精神科領域のサービス(グループホーム、ホームヘルプなど)は障害者総合支援法、精神科訪問看護は健康保険法で規定されています。
本日は、住まいに関する3つのサービスについて簡単に紹介いたします。
【グループホーム(共同生活援助)】
プライバシーが守られた独立した居室の他に、共有スペースがあります。食事提供の有無や頻度、利用者同士の交流度合い、専任スタッフのサービス内容や頻度等は、各施設によって違います。一般の集合住宅の何軒か借りて運営しているグループホームも多数あります。
【ホームヘルプ(居宅介護)】
ホームヘルパーが食事、掃除、洗濯などの家事援助、買い物への同行、生活や身の回りの相談などのサービスを行います。
【精神科訪問看護】
家からなかなか出られない。薬の管理がうまくできない。生活リズムが乱れがち。病状や生活面、家族関係、制度・サービスについて相談したい等、さまざまなニーズに対応しています。ホームヘルプ(居宅介護)と精神科訪問看護は、同居家族がいる場合にも利用できます。
各サービスの適応等、詳細は診察時にご相談ください。
さて、これらの事業所はどこに、いくつあるのでしょうか?
前述したホームヘルプサービス(居宅介護)とグループホーム(共同生活援助)は、「元気さーち 札幌市障害福祉サービス事業所等空き情報ホームページ」で調べることができます。
「実際に行動する気持ちには至っていないけれど、ちょっとだけ調べてみたい。」そのような時にも使える便利なサイトになります。
希望する事業所の所在地にチェックを入れた後、
▼ホームヘルプサービスの◻居宅介護
または、
▼居住系サービス(住まいの場)◻共同生活援助(グループホーム)
にチェックを入れて検索するボタンをクリックすると一覧が出ます。
住まいのサービスの他、就労に関する情報も閲覧できます。
「詳細条件を設定する」をクリックすると興味のある職種別に検索することも可能です。
▼日中活動サービス内の「就労」カテゴリは、◻就労継続支援A型、◻就労継続支援B型、◻就労移行支援に分かれています。
A型は64件、B型は121件、就労移行支援は41件ヒットしました。(今日現在)
なかなかの数ですね。
3つの就労支援サービスの違いについては、また次回!